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Webサーバーについて調べてみた

投稿日:2019年1月10日 更新日:

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ブログやWebサイトを作ろうと思ったら、Webサーバーを用意しなければなりません。
自分自身も「仕事用のWebサイトでも作ろうかな」と思っていたので、まずはサーバーを用意することから始めました。

しかし、いきなり専門用語が出てきても良くわからないですよね。
なので――。

「Webサーバーって何?」
「どんな役割があるの?」

――といったように、基本的なことから説明していきます。

Webサーバーを用意するのが面倒くさいなら、無料ブログを利用するのも手ですよ。
また、プロバイダー(インターネット接続業者)のオプションサービスでWebページを無料で作れたりもします。
実際に自分はプロバイダーを利用して、趣味サイトを作ったことがあります。
しかし、無料で利用できるものは、色々制限がありますし、容量が小さいのが難点ですかね。

補足
WebサイトとWebページの違い

インターネット上に公開している、1枚の文書に情報をまとめているページのことをWebページといいます。
最初に表示されるトップページ、お問い合わせについて書かれたページ等、それぞれがWebページになります。

そして、各々のWebページを繋げていくと大きな情報になります。
それを全部ひっくるめてを「Webサイト」、略して「サイト」、もしくは「ホームページ」といいます。

 

目次

Webページが見れる仕組み
Webサーバーを用意する
まとめ

 

Webページが見れる仕組み

インターネットに接続して、Webページを見ようと思ったら、以下のような操作を行いますよね。

ブラウザ(Webページを見るためのツール)を起動。

見たいWebページのURL(Webページの住所)を入力。もしくは、ブックマーク(お気に入り)でWebページを指定。

Webページへ移動。

ユーザー(使用者)側は上記のような操作をしますが、パソコン内部ではもう少し複雑な動きをしています。

URLを元に、様々な場所を経由しながらWebサイト情報を取得。
そして、ユーザーのパソコンへ情報を送っています。

Webサイト情報が置いてある場所が、Webサーバー。
ユーザーのリクエストに応じて、情報を送り返す機能を持ちます。
Webサーバーとは、Webサービスを提供しているコンピューターとでも思っとけばOK。

では、どういう風に欲しいWebサイトの情報を探していくのか。
そこで出てくるのは、IPアドレスとDNSサーバーです。

コンピューターには、IPアドレスという数字の羅列が各々割り当てられています。
住所のようなものですね。
具体的には「192.168.0.101」みたいな感じです。

しかし、これだと人間には認識しにくい。
そこで、英数字に置き換える仕組みができました。
置き換えた英数字の羅列がドメイン名(ホスト名も含まれる)、それを利用したのがURLやメールアドレスです。

※ホスト名
人間がわかりやすいように付けられた、コンピュータなどの機器の名前。ネットワーク上の識別に使われる。

IPアドレスとドメイン名を変換してくれるサービスがDNSであり、そのサービスを提供しているコンピューターがDNSサーバーです。

以上のことを踏まえた上で、コンピュータ―内部の動きをイラストで描くと、こんな感じ↓です。

  1. ブラウザを起動してURLを入力、もしくはブックマーク(お気に入り)からサイトを選択。
  2. URLからドメインを取り出す。
  3. 取り出したドメインを元に、DNSサーバーにIPアドレスを問い合わせる。
  4. リクエストしたコンピューターのIPアドレス(送信元)と、DNSサーバーから受け取ったIPアドレス(宛先)の情報をインターネットへ送る。インターネット上を様々経由して目的のWebサーバーへ。
  5. Webサイトの情報を送信元へ送る。閲覧するコンピューターにWebページが表示。

なお、多くのコンピューターを繋ぐ環境(LAN)なら、直接Webサーバーとやり取りせず、プロキシサーバーという代理サーバが代わりに行うことが多いです。
 

Webサーバーを用意する

概要がわかったところで、Webサーバーを用意します。
方法は大きく分けて2通りあります。

  • 自前で用意する
  • その名の通り、自前でサーバーを用意します。
    いわゆる自宅サーバーと呼ばれるものです。

    Webサーバー化するパソコンを用意し、Apache(アパッチ)などWebサーバーソフトウェアのインストール等、自身で設定し、自宅で管理していく方式になります。
    専門知識が必要になるので、一般的ではないですね。
    ネットワークの勉強をしたい人向けでしょうか。

    ブランクは長いですが、自分は元Web系SEなので、仕事でWebサーバーを立ち上げた経験があります。
    なので、古いノートパソコンを使って、復習がてらサーバー化に挑戦してみようかと思ったのですが……。
    色々調べている時に、「サーバー化した古いノートパソコンが物理的に炎上し、家が火事になった話」を読み、スパッと諦めました。

    古いパソコンを使うのは危険なので止めましょう。
    自宅サーバーするなら、できるだけ新しいパソコンを準備しましょう。

    メリット
    ・自由にカスタマイズができる
    ・容量制限がない ※パソコンの容量による制限はある
    ・機密情報を自己管理できる
    ・ネットワーク関連の知識が増える

    デメリット
    ・常時パソコンを起動しているので電気代がかかる
    ・パソコンの音がうるさい
    ・セキュリティ対策や不具合など、全て自身で対応しなければならない
    ・停電、火災のリスクがある
     

  • サーバーのレンタルサービスを利用する
  • サーバーレンタルのサービスを行っている企業から借ります。
    この方法が一般的ですかね。

    なお、プロバイダーによっては、サーバーをレンタルしている所もあります。
    手続きを楽にしたいなら、インターネットを接続する時に契約したプロバイダーからレンタルするのも手ですね。

    メリット
    ・セキュリティ対策、不具合対応をしてくれる
    ・サービスが充実
    ・料金や容量などのプランが自由に選べる

    デメリット
    ・新しく申し込まないといけないので少し面倒
    ・初期費用がかかる場合があり
    ・料金によってサポート体制が変わる可能性あり

まとめ

以上、Webサーバーに関してでした。

ちなみに、自分はエックスサーバーでサーバーをレンタル。
「安さ」よりも「安定」「高速」「多機能」なサーバーを取りました。
WordPress(専門知識がなくてもWebサイトを作成できるソフトウェア)のインストールも簡単にできますしね。

新規サーバーを申し込むとドメインがずっと無料!
初期費用半額!

などなど、時期によってお得なキャンペーンをよく行っているのでオススメです。
実際のレンタル方法はエックスサーバーでブログを作ってみた(サーバーレンタル編)をご参照ください。



なお、Webサーバーを用意しただけでは、ブログやWebサイトを公開できません。
サーバーはあくまで土地を借りたようなものなので。
まだドメイン(住所)も、中身(家)もない状態です。

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